当社ではお客様のご要望に応じて、多種多様な盤製品の設計、製造をおこなっています。
以下に当社の代表的な製品群をご紹介します。
高圧受配電盤は、高圧受電設備の中核となる盤で、電力会社から供給される高電圧（通常6,600V以上）の電気を受け入れ、施設内で安全かつ効率的に利用できるように管理・分配する装置です。電力インフラの「入り口」として機能し、工場やビルでの電力の安定供給に欠かせない設備です。
動力制御盤は、主に機械や設備を動かすための動力（主に電気モーターやポンプなど）を制御する目的で設計された製品です。産業現場で広く使われ、動作の開始・停止、速度調整、保護機能などを担います。
動力制御盤は、産業やインフラの「動く部分」を支える中核的な装置であり、現代の自動化社会では欠かせない存在です。
監視盤は、システムや設備の状態をリアルタイムで確認・監視するために設計された装置です。
主に異常検知や稼働状況の把握を目的とし、操作よりも「見守る」機能に重点が置かれています。近年はIoTやクラウド技術の進展により、遠隔監視やデータ分析が可能な高機能監視盤が普及しています。
計装盤は、プロセス産業（化学プラントや生産工場など）における計測と制御に特化した装置です。
温度、圧力、流量などのデータをセンサーで計測し、メーターやディスプレイで表示し、異常時には警報を発し、システムの安定稼働を支えます。
PLCや通信機能を備え、自動調整やデータ収集も可能です。
計装盤はプロセス管理と安全確保に重点を置いており、専門的な設計が求められます。
分電盤は、建物や施設内で電力を分配・管理するための装置です。
電力会社から供給された電気や、変圧器で変換された低圧電力（100Vや200V）を受け、照明、コンセント、機械など複数の回路に適切に分けます。
過電流や漏電を検知して回路を遮断する安全機能が特徴です。
住宅から工場、ビルまで幅広く使用され、電力の安定供給と安全確保に欠かせません。
制御盤などのハードウェアに付随したシーケンサーソフトや監視制御システム、HMI（ヒューマンマシンインターフェース）の作成も自社にて一貫しておこなっております。
制御盤関連のシステムソフト制作は、電気工学とソフトウェア開発の融合であり、現場の効率性、安全性、保守性の向上に貢献しています。
中山技術コンサルタント株式会社